駿河湾のきれいな黒潮から生まれる純白な天然塩「戸田塩」
美しい富士山を仰ぎ観る駿河湾のきれいな黒潮から生まれる「戸田塩」(へだじお)。
戸田では古くから塩作りの歴史があり約1500年前、安康天皇に献上されたと伝えられています。
その伝統の製法を復活させ、塩でまちおこしをしようと地元有志で立ち上がり「戸田塩の会」は結成されます。
塩作りに関する文献は戸田には残っておらず、地元の長老に話を聞いたり、全国の塩作りを見学したりしました。フランスにまで研修に行きゲランドの塩を作っている工房に見学にいったそうです。
そして試行錯誤しながら4年がかりで作り上げたのは、海水を釜で沸かして塩を採るという江戸時代の伝統的方法での製塩でした。
地元の方にも愛されている塩で、1日に70個程度しかできない本当に貴重なお塩。
NPO戸田塩の会は農林水産大臣賞・オーライニッポン大賞を受賞しています。
【製法】
①船を出し駿河湾沖1kmの黒潮の本流、水深15mから汲み上げる。
②軽トラックで海水を作業小屋へ運びます。
③浴槽ほどの釜に海水を入れ、薪を焚き13時間沸騰させ続けます。
④地元の間伐材や流木を使用し環境にもやさしい塩作り。1日で軽トラック2台分の薪を使います。
⑤海水が煮詰まってきたら底にたまった塩を網ですくいあげます。
⑥クラッシック音楽をきかせながら1週間ゆっくりと水をきり、熟成させます。
⑦寝かせることによってまろやかに、味わい深くなった塩。自然のめぐみたっぷりです。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:86.6g
ナトリウム:34.1g
カリウム: 160mg
マグネシウム:390mg
カルシウム:1170mg
などが含まれています。
購入値段は1050円です。送料は塩屋(まーすやー)にて900円でした。
原材料名:海水
工程:平釜
内容量: 180g
戸田塩の会 戸田塩 | ||||
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純白な天然塩「戸田塩」の見た目や味の感想
見た目は、小粒でいろんな形状です。触り心地は水分量が多く、しっとりベタッとしています。触った指先に少し残ります。
味は、はじめはあっさりしていて、途中から旨味と塩辛さがきて、深みがあります。
あっさりしているけど、どっしり重厚感があり、旨味があります。透き通った感じがあります。
※塩の入っている容器がしっかり閉まらないタイプのプラスチック製の容器なので、保存の際不便なのが残念です。お持ちの容器に入れ替える事をおすすめします。