非常に希少な青大豆を原料に三年熟成で力強い旨みを引き出した「青大豆醤油」

非常に希少な青大豆を原料に三年熟成で力強い旨みを引き出した「青大豆醤油」

栽培が難しく非常に希少な青大豆を原料に三年熟成で力強い旨みを引き出した「青大豆醤油」。

「青大豆醤油」をつくるのは昭和6年の創業より奈良県中部の山麓の静かな村で、奈良県産大豆を主原料として杉の大桶の中で自然の季節のままに発酵熟成する、天然醸造の手法を守っている片上醤油さんです。

以前紹介した 淡い色と豊かなコクを併せ持つうすくち醤油「淡色天然醸造しょうゆ」 もつくられています。

北海道士別市の北海道ルーツファームの斎藤さんが片上醤油さんのために栽培してくださった青大豆で作られています

枝豆と青大豆は見た目は一緒です。違いは未熟な大豆が枝豆で、熟してなお青いのが青大豆です。青大豆は熟してもなお緑色で、油分が少なく糖分が豊富です。

同時に栽培がとても難しいため、青大豆はまとまった産地というものがありません(東北や北海道で少量作られている)ので非常に希少でもあります。

青大豆醤油が片上醤油さんだけでしか作られていないのはそのことからなのです。

青大豆の生産者、士別市の北海道ルーツファームの斉藤さんは「この美味しい青大豆で醤油を作ったらどんなに美味しいだろう」と考えました。

そして、青大豆を託す醤油屋を探しておられたのですが、縁あって片上醤油さんで斉藤さんが精魂こめた青大豆を使って醤油に作ることになったそうです。

ホクホクと甘く美味しい青大豆の特性を生かせるよう、特別な醸造を行っています。

青大豆醤油は醤油の種類で言うとこいくち醤油。この青大豆醤油は大豆の中に糖分が多いという特徴を活かし、普通の大豆ではありえないような配合比率になっています。

購入値段は972円(税込み)です。送料は650円でした。購入はこちらからできます→片上醤油

名称:こいくち醤油(本醸造)

原材料名: 青大豆、小麦、食塩

内容量:360ml

青大豆醤油の見た目や味の感想

見た目は、とろみが若干あり、濃く黒いです。

香りは、重厚感があり、渋みがある香りです。

味は、塩辛さが強く、力強い旨味を感じます。少し舌がチリチリする感じ(小麦の入っている醤油の場合個人的になることがある)もあります。

全体的に旨味が強い印象です。

重厚で香ばしい味は牛肉によく合うとパッケージに書かれていますが、牛肉に合うというのが頷ける味です。

お漬物、冷奴、焼き魚、お寿司、お刺身など、つけ、かけ用途は勿論、煮魚、肉じゃがなど、こいくち醤油を使うお料理にお使いくださいとのことです。

特に砂糖と相性がすごく良いそうです。

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