男鹿半島の塩
男鹿半島の塩をつくるのは秋田県男鹿市のある男鹿工房さん。
男鹿工房の始まりは、専売制度が廃止され塩の輸入も自由化された2002年からしばらく経った2004年のこと。この頃、各地で塩が生産されるようになり、いわゆる「ご当地塩」が徐々に登場し始めていました。
趣味の海釣りに来ていた際に男鹿半島の海の美しさに惚れこんだ初代の大井さんが「塩を地域の特産品として作ったら盛り上がるんじゃないか」と考え、製塩所を立ち上げたそうです。
秋田県男鹿半島は三方を青く輝く日本海の大海原に囲まれており、環状に広がった磯の地形や断崖絶壁が立ち並ぶ海岸線、日本海に沈む絶景の夕陽など美しい自然景観が残る魅力的な土地です。
また、男鹿(おが)のなまはげ(ユネスコ無形文化遺産)に代表される歴史・文化に加え、日本の原風景の自然や動植物、海や山からの恵みが育む食文化など豊かな地域でもあります。
男鹿半島の塩は、北と南からの海流が交わる魚種豊富な漁場として知られる男鹿半島沖の海水を100%使用した塩です。
男鹿工房では、自社開発の平釜を使用し、時間をかけて煮詰めることによって、じっくりと仕上げていきます。
濃縮させた塩水を平釜で静かに過熱していくと、薄いピラミッド状のきれいな結晶ができます。この結晶の形が味や風味を大きく左右します。
男鹿の塩は、溶けやすく、柔らかい、独特な塩として生み出されています。
どんな料理にもよく合いますが、男鹿の塩の柔らかさを最もよく味わうには、塩を直に舌で味わう料理がお勧めです。
魚の塩焼き、てんぷらの付け塩、おにぎり塩などにお使い頂くと格別に塩の味が引き立ちます。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:92.4g
などが含まれています。
購入値段は356円です。
原材料名:海水(秋田県)
内容量: 80g
工程:平釜、乾燥
男鹿半島の塩の見た目や味の感想
見た目は、フレーク状で粒が粗めです。
手触りは、パラパラで手にあまりつかない感じです。
味は、塩辛さがとても少なく、旨味と甘みがあり、マグネシウムっぽい渋み、苦味が少しあります。
あと味もとてもスッキリしていて、塩っ辛さがないのが珍しい塩です。