太古の海水が化石化したピンク色の岩塩「パハール岩塩」

パハール岩塩

パハール岩塩の鉱山は、パキスタンの内陸部インダス川流域のパンジャーブ州にあります。

約6億年前カンブリア紀に存在した太古の海が長い年月を経て化石となり、天然岩塩の山として埋まっている。

世界最大級とも言われるパハール岩塩鉱脈から、特にピンク色の濃い岩塩を採掘したものが「パハール岩塩」です。

掘り出して砕いたままで、溶解再結晶等は行っていない。

2300年前、アレクサンダー大王(ローマ帝国)が遠征中に、馬が大地を舐めているのを見て不振に思い、兵士に命令して掘り返したところピンク色の岩塩を発見しました。

その後特にピンク色のものは大王により寵愛したとの伝説があります。

パハール岩塩を販売する(株)オフィスツーワン創業者の櫻井社長が、前職の時に出張したパキスタンで熱中症で倒れかけた時に、現地の運転手から勧められて口にしたのが、現地で親しまれている「ナマック」と呼ばれるピンク色の岩塩でした。

そのピンク色の岩塩の粒と水を飲み干したところあっという間に回復したそうです。

そして日本の高い品質基準をクリアするために数々の問題をクリアし、パキスタンに自社工場を設立し、現在に到ります。

おそらく岩塩の輸入加工メーカーの中では、最も製造管理・品質管理に厳しく、安全性が高いと言われています。

栄養成分100g当り、

食塩相当量:94.5

ナトリウム:39.0g

マグネシウム:140mg

カルシウム:360mg

カリウム:340mg

などが含まれています。

今回はパハール岩塩おろし金セット40gを648円+送料で購入しましたが、普段買うには粉末、ミル用、粗挽などがあるのでそちらをおすすめします。

Amazonで粉末タイプが100g609円+送料、ミル用100g571円+送料で売られています。

内容量:40g

原材料名:岩塩(パキスタン)

工程:採掘/洗浄/乾燥/粉砕

オフィスツーワン パハール岩塩 粉末 100g
by カエレバ

パハール岩塩の見た目や味の感想

キリっとしたしょっぱさがある中に旨みもあり、サッと口溶けが早くほのかに酸味を感じます。

素材の味を引き立たせるパハール岩塩は、素朴な使い方ほど素材の旨みが引き立つとのことです。

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