枝条架塩田で濃縮し煮詰めて仕上げる自然海水塩「美浜の塩」
全国でも珍しい枝条架式施設にて濃縮された海水を釜で煮詰めたあと、天日で乾燥させてできる自然海水塩「美浜の塩」。
愛知県知多半島の美浜町には、古墳時代から平安時代まで海水を煮詰めて塩作りをしていたという歴史があり、自然海水塩は流下式枝条架塩田製造方法により復活しました。
「美浜の塩」は美浜にある食や健康、環境などを通して情報発信をする施設「食と健康の館」でつくられています。
【製造方法】
①伊勢湾の海から海水を積んで「食と健康の館」に運びます。
②トラックで積んできた海水(塩分濃度3%)を水槽に入れて、ポンプで海水を上から流し、何回も繰り返すことにより、太陽熱、風によって水分が蒸発し、塩分濃度18~20%の鹹水を作ります。(流下式枝条架塩田製造方法)
③枝条架塩田施設で出来た鹹水を約4時間に詰めて塩を作ります。
④煮詰めてから4時間後、塩とにがりを取出します。
⑤天日乾燥しまろやかさを引き出します。
不純物が入っていないかを確かめてから袋に塩を入れて密封し完成です。カルシウムが多く、ミネラルがたっぷり含まれた塩です。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:88.4g
ナトリウム:34.8g
カリウム: 190mg
マグネシウム:670mg
カルシウム:1000mg
などが含まれています。
購入値段は378円(税込み)です。
原材料:海水100%
工程:天日、平釜、乾燥
内容量: 100g
美浜の塩 知多半島の海の自然海水塩 100g | ||||
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美浜の塩の見た目や味の感想
見た目は、細かい形状で、サラサラしたパウダー状です。
手にくっつきますが、最後しっとりしていて水分量が多い感じです。指の上でまとまります。
味は、すごくさっぱりしています。
口の中で雪解けの水のようにスーッと溶けていき、塩辛さが出てきて、ほんの少しだけ苦味もあります。