6000年以上前から使われてきた伝統的な含蜜糖「ジャグリー」

インドのサトウキビから作られた無精製の粗糖「ジャグリー」

Jaggery(ジャグリー)またはグル(gur)と呼ばれています。

ジャグリー Jaggeryとは、主にサトウキビやパームヤシから作られたインドの精製していない自然糖です。

インドでは、6000年以上前から使われてきた含蜜糖です。

日本でいう黒糖のようなものです。サトウキビ本来の鉄分、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。

ジャグリーの作り方は、さとうきびの絞り液をそのまま煮詰めて作ります。

黒砂糖とほとんど同じですが、黒砂糖ほど煮詰めずに、火力もだいぶ弱く、煮込み温度も低いです。

黒砂糖に比べて加熱が弱い分、ジャガリーの水分は多めで、5~20%になります。(黒砂糖は3~8%です。)

水分を含んでいるので、カチカチに固まっています。

包丁では切れないので、お湯に溶かしてハチミツ状にして使います。作り方を紹介します。

『ジャグリ・ハニー』の作り方

作り方はとても簡単です。
ジャグリーの40%分(2/5)のお水を鍋に入れて一緒に煮るだけです。

例)ジャグリー 500g の場合、水200ml(g)  となります。 ジャグリーが250gの場合は、水は100ml(g)です。

ジャグリーを水に入れて、沸騰させます。

ジャグリーが徐々に溶けていくので、ヘラで塊を崩しながら溶かしていく。ハチミツほどの粘度になるまで弱火で5〜10分くらい沸騰させ続けます。

③少し冷まして粗熱がとれてから茶漉しで漉し、ゴミを取ります。

④ お好みの容器やタッパーに入れて冷蔵庫で冷やします。冷えると練り蜜のようになります。

⑤出来上がり。

このようにお湯に溶かしてハチミツ状にしておくと、なににでも使えます。

例えばヨーグルトや、ラッシー、スイーツとしてやパンにぬってトーストすると香りの良いハニートーストができます。

味に独特のおいしさがでてきて、キャラメルのような甘さがでてくるそうです。

チャイに入れて飲むと格別の味わいになるとのことです。

日本で料理に砂糖を使うように、煮物などにも使えます。

ジャグリーパウダーといって、パウダー状のものもありますので、使いやすいものを選ぶといいと思います。

栄養成分100g当り、

エネルギー:357kcal

炭水化物:85.7g

たんぱく質:0.0g

脂質:0.0g

食塩相当量:0mg

などが含まれています。

購入値段は648円(税込み)でした。+送料890円でしたので合計で1538円でした。

内容量:500g

原材料名:サトウキビ

原産国:インド

保存方法:直射日光を避け、冷暗所にて常温保存してください。


ジャグリー Jaggery

「ジャグリー」の見た目や味の感想

見た目は、キャラメルのような色です。香りは無臭です。

ちょっとお香のようなにおいがするのはきっと袋に付いている匂いだと思われます。(インド産のため!?)

味は、そのまま食べてみると、黒糖に比べて薄めでハチミツと若干フルーツというかハーブのような味がします。甘みも強くなく、やさしい味です。

ジャグリ・ハニーにした後、インドのバターであるギーと一緒に、フライパンで加熱し、少ししたらナッツ類を加えて混ぜます。

それを容器などにうつし、平らにして冷まします。冷えて固まるとサクサクで美味しいナッツバーになります。簡単美味しいのでオススメとのことです。

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