昔ながらの製法で手間ひまかけた究極の熟成二十年・糀屋団四郎「二十年味噌」

糀屋団四郎 究極の「二十年味噌」

新潟の味噌蔵「糀屋団四郎」。団四郎という名前は、この家の初代の名前です。それ以来、屋号として代々地域の人々から親しまれてきました。

団四郎6代目・定三さんが、昭和7年(1932年)に仕事先の越後大吉味噌の糀部門で身に付けた麹づくりの技術を活かし、自分で味噌造りを始められました。

当時は、農業と兼業で糀屋をされていたそうで、そののちに味噌作りもするようになったとのことです。

現在は三代目の藤井喜代志さんを中心に家族で経営。家族一丸となって味噌作りを行っています。

創業から受け継がれた伝統の「和釜」を現在も使用、和釜を使う蔵は最近では珍しいといわれています。

「留釜製法」という時間と手間がかかる製法で団四郎独特の味噌は造られています。

味噌に使われる原材料は全て国産です。

金印味噌」に使用している大豆は、品質の高い北海道産トヨマサリ。

「銀印味噌」は、新潟県産エンレイ。

味噌蔵の前にあるきれいな水田で味噌の仕込みに必要となる米麹(糀)もこの水田のお米を使い、手作りされています。

お米は、団四郎の蔵の前に広がる田んぼからとれるコシヒカリと、米麹(糀)はコシイブキを使用しています。

米麹(糀)もこの水田のお米を使い、手作りされています。塩にもこだわり、天日湖塩を使用しています。

また、糀づくりは、酒蔵でも今では珍しい「大へぎ」と呼ばれる箱型の道具を使われています。さらに、糀作りの米の状態をよくするため、平成24年に低温貯蔵庫を完備。

一般的に使われる酒精(アルコール)や加熱殺菌もせず、一切の添加物を加えておらず、天然醸造の無添加手造り味噌になります。

二十年味噌を造ったきっかけは、二十数年前に最高の米と大豆が手に入ったことからはじまりました。

はじめから造ろうとして出来たものではなく、五年、八年、十年と時が経つにつれ味噌は褐色し、独特の芳醇な香りと味を醸し、漆黒に輝く味噌になっていき、そんな風に丁寧に手入れされてこられて出来上がった味噌が「二十年味噌」。

昔ながらの製法で手間ひまかけた手つくりのお味噌、究極の発酵食品です。

20年、日本では成人になるまでの歳月。食べるのがとても感慨深くなります。

「二十年味噌」でつくられたこだわりの鉄火味噌もオススメです。

購入値段は1944円(税込み)でした。ヤフーショッピングでは、1944円+送料です。

名称:米味噌

原材料:北海道大豆トヨマサリ、新潟県産米コシヒカリ、天日湖塩 

内容量: 100g

賞味期限:6か月

保存方法:10℃以下で保存

仕込年月:平成2年と3年

糀屋団四郎 究極の二十年味噌 小瓶
by カエレバ

糀屋団四郎「二十年味噌」の見た目や味の感想

香りは「かめびし屋の二十年醤油」の香りに似ていてたまりに似た香りです。

味は、はじめに豆味噌の強さが感じ、赤味噌っぽく感じますが、しばらくすると米の甘みがじわーっとあらわれ、少しお酒のラムのような香りが口の中で広がります。

ラムっぽさを感じるのは、発酵しているからだと思います。

旨味はしっかりあるが、あっさりしています。

糀屋団四郎「二十年味噌」の味噌汁

香りが若干フルーティーで、芳醇な木桶の匂いがします。

見た目は豆味噌のように濃いが、味は意外にもあっさりしていて、米味噌に近い味です。

匂いが特徴的、本当に二十年熟成してるのかと思うくらい味はあっさりしていることに驚きました。

※味噌汁一杯の味噌の使用量は16g(大さじ約1杯)でつくっています。

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