地中海のギリシャ中西部・メソロンギ潟湖で採れる一切加熱処理をしていない天日塩「貊塩(みゃくえん)」

ラムサール条約にも登録されているメソロンギ潟湖の天日塩「貊塩(みゃくえん)」のすり塩

地中海のギリシャ中西部・メソロンギ潟湖(Messolonghi lagoons)で採取され、自然の陽光と風が創り上げる天日塩、一切加熱処理をしていない自然のままの結晶です。

古代からここメソロンギ潟湖は塩田がありました。

ギリシャ神話に出てくる河の神アケロオスでも知られる、雄大なアケロオス川、その河口に位置するのがメソロンギ潟湖です。

メソロンギ潟湖は、一見すると広大な湖ですが、ほとんどが水深1mにも満たない深さです。

ラムサール条約(湿地の保存に関する国際条約)にも登録されていて、無数の野鳥が戯れ、そして、多種にわたる海産物に恵まれた沼湖、湿地帯として有名です。

ギリシャを形づくる半島と一連の島々は、地中海性気候で冬は暖かく、夏は乾燥した亜熱帯性気候で、日照時間は年平均3,000時間と極めて豊富です。

また、この地方はメルテミ(Meltemi)と呼ばれる乾燥した強い北風の影響も少なく、比較的穏やかな地域として知られています。

このような気候的・地理的条件に恵まれた塩田です。

まさしく天恵の場所でつくられた太陽と風が結晶させた非加熱処理の天日塩です。

こちらの「貊塩(みゃくえん)」を取り扱う「いただき繕」は、2009年10月、イギリスのロンドンに一号店のヴィーガンレストランをオープンされ、国内では、2011年に札幌円山店のオープンを機に、同じような思いの仲間が増え、日本全国にヴィーガンレストラン「いただき繕」が拡がり続けているとのことです。

「いただき繕」レストランでは、現代の「食養論」として、東アジアの先人たちの生活の智慧を取り入れたお料理を提供し、「各店舗共、生産者さんの見える食材の仕入れ、無農薬及び有機野菜の利用に努め、動物性食品・乳製品・砂糖などの精製調味料・添加物は一切使用しない」をコンセプトとされています。

「いただき繕」では、料理で使うこと以外にも「貊塩(みゃくえん)」で体を洗うのはもちろん、シャンプーや洗顔にも使うと余分な皮脂や汚れが浮き出て来てよいそうで、オススメされています。

塩浴、塩シャン(洗髪)、歯磨きなど、是非皆さんも機会があれば試してみて下さい。

詳しいやり方はこちらからどうぞ→<基本的な塩浴の方法>

栄養成分100g当り、

塩化ナトリウム:95.62g

ナトリウム:37.62g

カルシウム:110mg

カリウム:11mg

マグネシウム:10mg

塩化物イオン:58.05g

硫酸イオン:0.25g

などが含まれています。

購入値段は250円(税抜き)でした。+送料250円。合計500円でした。

内容量:100g

原材料:海水塩

原産地:ギリシャ産

保存方法:高温多湿の場所を避け、臭いの強いものの近くには置かないで下さい

賞味期限:賞味期限なし

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by カエレバ

貊塩(みゃくえん)の見た目や味の感想

見た目は、真っ白というより少しだけオフホワイトのよう(黄みが少し入った色)で、細粒で様々な形状です。

さらさらです。触った指先に少しはつきますが、ベタつきはなくさらりとしています。

味は、キリっとした辛さがはじめにきて、スーッと辛さはひき、うまみと甘みがあります。少し苦みもあります。少し冷たさを感じ、透き通っている感じが伝わる塩です。

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