薪でじっくりと焚き上げた昔ながらの粗塩「んまか塩」

塩焚き爺の手作り塩「んまか塩」五島海塩

長崎の西に浮かぶ古くから塩づくりが行われてきた五島列島でつくられる「んまか塩」

対馬海流から流れ込む澄んだ海水を汲み上げ、薪の火力を利用した釜焚きにこだわり、時間をかけてじっくりと製塩した昔ながらの粗塩です。

【製造工程】

①海水を汲み上げる

より良い海水を求めて上五島本島から頭ヶ島に渡り、二島間の海峡から海水を汲み上げています。

②一次濃縮

フィルターを透してろ過した海水をやぐらの中に吊るした無数の綿ロープに垂らして循環させることで海水中の水分を蒸発させ塩分濃度が10%近くになるまで循環して濃縮。

③二次濃縮

一次濃縮した海水を二次濃縮用の平釜に移して薪で焚きあげ塩分濃度が20%になるまで濃縮。濃縮された塩水は潅水(かんすい)と呼ばれています。

④せんごう

潅水を煮詰めて塩を結晶させる工程を「せんごう」といいます。

再度ろ過した潅水をせんごう用の釜に移し、沸騰させないように火力を細心の注意をはらいながら調整し昼夜2日ほどかけてじっくりと焚き上げます。

こちらの作業に時間をかけることで結晶の大きな、まろやかで口当たりの良いお塩ができます。

⑤塩の結晶化

徐々に塩の結晶化が始まり、ゆっくりと海水表面で結晶となった塩は、徐々に横に薄く広がり、やがて自重で沈んだ塩をこまめに掬い笊にあげていきます。

⑥脱水・乾燥

ザルにすくい上げた塩は布でくるみ、そのままの状態で数日間放置、余計な水分(にがり)が滴り落ちます。

⑦製品検査・袋詰め

出来上がった塩を目の粗いザルでふるい粒の大きさを整え、さらに天日の下で丹念にチェックして混入した灰や焦げなどを取り除き、最後に袋詰めで「んまか塩」の出来上がりです。

薪でじっくりと焚き上げた「んまか塩」は、かどのないまろやかな塩味で食材の美味しさを引き立てます。

栄養成分100g当り、

食塩相当量:81.4g

ナトリウム:32.0g

カリウム:490mg

カルシウム:1180mg

マグネシウム:330mg

水分:5.2g

などが含まれています。

購入値段は432円(税込み)でした。Amazonでは、432円+送料です。

原材料:海水

製造方法:平釜式

内容量: 180g

塩焚き爺の手造り塩 んまか塩 180g 五島列島の海水使用
by カエレバ

塩焚き爺の手作り塩「んまか塩」の見た目や味の感想

見た目は、少し粒は粗めで、しっとりタイプです。

味は、まず雑味を感じ、その後強めの旨味と塩っ辛さが現れます。辛みのパンチが強めの塩です。

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