伝統の塩作りでつくる手作りの一品「出雲 鵜鷺の藻塩」
手作りの窯で海水を炊き上げ、地元でとれたアラメのうまみ成分を含ませた「出雲 鵜鷺の藻塩」。
出雲大社の北側に位置する海と森に囲まれた小さな港町・鵜鷺(うさぎ)。
出雲大社から峠を越えた日本海に面した地区であり「鵜峠(うど)」と「鷺浦(さぎうら)」からなる2つの地区を合わせて鵜鷺地区と呼びます。
この町で昔から行われていた伝統の塩作りを復活させたのが「鵜鷺げんきな会」です。
島根半島沖の日本海に船でこぎ出し、きれいな出雲沖の水深3~5mから海水600リットル汲みあげます。
手作りの窯をつかい薪の火で煮詰めて約5~6時間炊いて濃縮液をつくります。翌日、上澄みを釜に入れて更に6時間炊きます。
その後、布袋に入れてつるして、にがりを除去し、乾燥箱に入れます。時々ていねいにもみほぐすと天然塩の出来上がりです。
そこにミネラル豊富で美味な海草、荒布(アラメ)のエキスを入れたら鵜鷺の藻塩の完成です。
こちらのあらめも、じっくりと時間をかけて焚き上げることで、えぐみなどが出ることなく旨味が凝縮しています。手間のかかった手作りの一品です。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:83.8g
ナトリウム:約33g
カルシウム:約500mg
マグネシウム:約800~1000mg
カリウム:約500mg
などが含まれています。
購入値段は432円(税込み)です。塩屋(まーすやー)にて送料は900円でした。こちらからも購入できます→「鵜鷺げんきな会」
原材料名:海水・海藻(あらめ)
内容量: 120g
工程:平釜、混合
「出雲 鵜鷺の藻塩」の塩の見た目や味の感想
見た目は、肌色に少しラベンダーの暗い色がプラスされたような色です。粒はかなり小さめでしっとりさらさらしています。
触った指先に少し残る感じです。
香りは、以前紹介した「もじお」は、鼻に残る天日された海藻のような匂いで少しキツめだったのに比べて、こちらは、うっすらほのかな海藻の香りがして、とてもいい感じです。
味は、はじめ渋い感じで、うっすら海藻の味があり、そのあと塩辛さと旨味がガっときて、最後にまた海藻の味がフワッとします。
おにぎりや、天ぷら、魚の塩焼き、豆腐などにおススメとのことです。