天日の力で時間をかけて取れたかん水を火の力で丹念に焚きあげた塩「屋我地島の塩」
屋我地島近海の珊瑚礁リーフの海水を汲み上げ、天日の力で時間をかけて取れたかん水を火の力で丹念に焚きあげた塩「屋我地島の塩」。
沖縄県名護市北部やんばるに位置する屋我地島は、羽地内海と東シナ海を望む珊瑚礁の島で沖縄県製塩業発祥の地と言われております。製塩に関して約400年もの歴史があります。
珊瑚礁に恵まれた屋我地島近海の海水を原料として、400年前の伝統製法をベースに独自の手法を用い、すべて手作業で手間ひまかけて作っています。
【製法】
①通気性をよくしたビニールハウスに海水を引き込みます。
②約1週間天日干し。塩分濃度3〜4%の海水を20〜30%まで濃縮。
③濃縮された海水を鉄釜に移動させ、弱火で2日間、塩が結晶化していくまでじっくりと煮詰めます。熟練した職人の技によって、エグ味のもとになる硫酸カルシウムを取り除き、塩辛さだけではない、ミネラル豊富で甘みのある塩が生まれます。
④炊き上がった屋我地島の塩を乾かしていきます。
⑤乾燥が終わった塩は検品所に運ばれ、異物や混ざり物がないかを、人の目でしっかりと確認し手作業で袋詰めされます。
鉄釜で煮詰めることで鉄分を含み、赤茶色がかった独特の色となっています。
屋我地島の塩は他の塩と比べてミネラル成分を豊富に含み、辛味だけでなく仄かな甘味や深いコクと旨味があるのも特徴です。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:86.3g
ナトリウム:34.0g
カリウム: 220mg
マグネシウム:650mg
カルシウム:270mg
鉄:4.4mg
などが含まれています。
購入値段は432円(税込み)です。塩屋(まーすやー)にて送料900円でした。
原材料名:海水(沖縄県)
内容量:100g
工程:天日、平釜
ミネラル豊富な赤茶色の塩「屋我地島の塩」の見た目や味の感想
見た目は淡いピンクというか、薄いサーモンピンク、フラミンゴ色です。
香りは、レモンティーのような香りが広がります。甘酸っぱいようなフルーティーな香りです。
味は、食べた瞬間やはりレモンみたいな味がして、塩辛さと旨味がガッときます。雑味も少しあります。後味に苦みが残ります。
レモンティーのような味、香りがするのは、鉄やマグネシウムが豊富なのでそのような味がするのかもしれません。