ベトナム天日海塩 カンホアの塩「石窯 焼き塩」
カンホアの塩はフランス領時代から続く塩の名産地、ベトナム・カンホアのホンコイ村に海岸沿いには広大な塩田が広がり、9~11月の雨季を除き、天日塩が作られています。
カンホアの塩は「結晶のまま」「石臼挽き」「石窯 焼き塩」の三種類があります。
ベトナム・カンホアの海水100%が原料で、完成までおよそ2~3ヶ月(入浜式塩田)、人工的な加熱をせず、天日だけでゆっくりと塩を結晶させます。
収穫した天日結晶の粒を、そのままさらに天日干しして、袋詰めしたものが「結晶のまま」です。
粒の大きい「結晶のまま」を、溶けやすいよう石臼で挽いて細かくしたものが「石臼挽き」です。
そして天日海塩カンホアの塩「石臼挽き」を壺に入れ、石窯で三日間かけ焼き上げたものが「石窯 焼き塩」になります。
石窯で焼く理由は、平均的に600℃という温度で焼くためです。
それは550度以上で焼くとある変化が起こるからで、カンホアの塩に含まれている MgCl2(塩化マグネシウム)という成分の味は苦く、とても湿気やすい性質を持っています。
しかし、550℃を超えるとMgO(酸化マグネシウム)に変わります。
MgOはMgCl2とは対照的に独特の淡い味、そしてとても湿気りにくい性質です。
カンホアの塩の「石窯 焼き塩」は、平均的に600℃で焼かれることで、味は一段とまろやかに、そして湿気にくくなっているのです。
苦味がまったくなくなってしまうと、カンホアの塩としてのおいしさが半減するため、ある程度MgCl2を残して、おいしい微妙な苦味を失わないようにもしているとのことです。
栄養成分100g当り、
食塩相当量:90.49g
ナトリウム:35.60g
マグネシウム:830mg
カルシウム:660mg
カリウム:260mg
などが含まれています。
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内容量:100g
原材料名:海水 (ベトナム・カンホア)
工程:天日、粉砕、高温焼成
カンホアの塩(石窯焼き塩100g)<天日塩> [その他] | ||||
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カンホアの塩「石窯 焼き塩」の見た目や味の感想
見た目は焼き塩だけにサラサラしています。
ほのかなしょっぱみで、濃厚な甘みがあり苦味が少しあり、後に引かなくさっぱりしています。
石窯による高温焼成により、味は一段とデリケートにやさしく、サラサラも長持ち。