【天然醸造】「ふじの丸大豆しょうゆ(こいくち) 」 那智のほまれ
藤野醤油醸造元は伝統を守り通す和歌山県那智勝浦町の醤油醸造元です。
大正9年創業以来、伝統を引き継ぎ、当社独自の個性を生かして、安全で安心、添加物は一切使用しておりません。
30年以上前から、世の中の醤油のほとんどが脱脂加工大豆を使い、アミノ酸液を入れていた時から、先駆けて国産丸大豆を使い、添加物を入れない醤油をつくられていたそうです。
さらにその後は無農薬の醤油も造りはじめました。
厳選された国内産原料(大豆:富山、小麦:滋賀)を100%使用、天日干しあらびき塩(輸入無加工塩、メキシコ産)を使用し、味に重点をおいて自然発酵・自然熟成させてつくられた一般しょうゆの高級品です。
原料の大豆は減農薬で契約栽培された良質の国内産大豆、富山県の菜の花グループを使用しています。
小麦は滋賀県の生産組合グループにおいて特別栽培で耕作されたものです。
食塩は、メキシコ産天日干しあらびき塩(輸入無加工塩)。
仕込み水として使っているのは、世界遺産に登録された那智山連峰の伏流水です。
これらの原材料を、昔ながらの技法で蔵元で500日余り(1年半余り)、じっくり熟成させて醸造した「こいくちしょうゆ」です。
「こいくち」と「うすくち」があります。その他、有機の商品や、農薬不使用の商品なども販売しています。
平成十三年十月九日に有機JAS製造加工業の認定されています。
藤野醤油醸造元さんのモットーは・・・
・体に安全で安心・・・(化学調味料・保存料・着色料等の添加物は一切使用しない)
・良質な国内原料(大豆・小麦)を使用・・・(遺伝子組み換え原料は一切使用しない)
・昔ながらの製法で造る醤油・・・(余分な味付けはしない)
・長期間自然発酵・自然熟成させる・・・(温上をして熟成を早めることは絶対しない)
・衛生的な工場
・地球環境に配慮する・・・(過剰梱包しない。できるものはリサイクルする)
さらに、藤野しょうゆはもろみが活き活きとじゅくせいするように、もろみ蔵にいつもモーツァルトの曲をきかせているようです。
清潔・衛生を一段と徹底し、工場内は薬品を使わずに蒸気で洗浄されているようです。
店頭購入値段は972円でした。藤野醤油醸造元オンラインショップでも購入できます。
名称:こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料名 :大豆(国産)、小麦(国産)、食塩、米
容量:900ml
※まとめ買いやみんなの代表で買う際には「那智のほまれ720mlx15本」というのもあります。
【藤野醤油醸造元丸大豆こいくちしょうゆ 那智のほまれ720mlx15本】 | ||||
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「ふじの丸大豆しょうゆ(こいくち) 」 那智のほまれの見た目や味の感想
見た目は、赤褐色とでもいうのか、たまりとは全く違うしょうゆ独特のきれいな色です。
香りは麦のホップのような「甲高い」匂いです。
味は舌がピリピリする塩辛さと若干雑味もあり、うま味もあります。砂糖醤油合うような、餅との相性が抜群の気がします。
アレルギーとかではなく感覚的にですが、少し耳やベロの上がかゆくなるような感じがありました。
お刺身などにつけしょうゆ、かけしょうゆ、煮物(色、味とも濃く仕上げる場合)等におすすめとのことです。
特に、温度があがって香りが立つ煮炊きのときに、素材由来の甘味も感じられ、料理の香りが良くなると評判です。