世界で初めて登録されたモデナ産5年熟成「ジロロモーニ 有機バルサミコ酢」

モデナ産5年熟成 ジロロモーニ 有機バルサミコ酢

イタリア北部エミーリア・ロマーニャ州モデナの有機専門のブドウ農家が自家栽培の有機栽培ぶどうを使い5年をかけてオーク樽でゆっくりと醸造・熟成した「ジロロモーニ 有機バルサミコ酢」。

GIROLOMONI【ジロロモーニ】とはジーノ・ジロロモーニ氏のオーガニック食品のブランドで日本では創健社が販売されています。

ジーノ・ジロロモーニ氏はイタリアで最初にオーガニックが必要不可欠な栽培法である、また命に対する賛歌であると粘り強く主張し続けた人物であり、イタリア有機農業の先駆者です。

製造方法は、自家栽培の有機ぶどうからアチェットフォルテ(ワイン酢)をつくり1年間熟成し、モストコット(有機濃縮ぶどう果汁)を甘味のバランスを見ながらブレンドしてオーク樽に詰め4年熟成して何度か樽の詰め替えを経て、5年以上の熟成期間を経て「ジロロモーニ 有機バルサミコ酢」はようやく完成されます。

良質な有機ぶどう原料の使用と卓越した職人技で保存料、着色料を使うことなく深みのある「アチェート バルサミコ酢」に仕上げられています。

※カラメルなどの着色料、酸化防止剤、保存料は使用されていません。

モデナの場所は、「ボロネーゼ・パスタ(ミートソースのパスタ)」で有名な州都ボローニャとハムとチーズの名前で有名なパルマ(チーズはパルメチザンチーズ)との中間あたりに町があります。

この地方は、アペニン山脈の北側、ポー川が流れる大平野部の南端に位置し、夏は暑く、冬は寒いため、ぶどうの栽培とバルサミコ酢の醸造に適した気候を備えた地域のようです。

隣のレッジョ・エミーリアでもバルサミコ酢は生産されており、この隣接する2つの地域で作られたものだけをバルサミコ酢と呼べるように地元では運動をしているそうです。

「ジロロモーニ有機バルサミコ酢」を作られているリーノさんのブドウ畑は、モデナの市街地から10kmほど離れた郊外にあります。

9ヘクタールのブドウ畑を所有する有機農家です。

その他、ランブルスコ、トレッビアーノ、ピノグリージョ、シャルドネなどを栽培し、スパークリングワインの醸造家でもあります。

現在は二代目アントニオさんが、先代リーノさんから畑とワイン・バルサミコ醸造を引き継ぎ、二代目として活躍しています。

バルサミコ酢は11世紀にここモデナで生まれ、イタリアが誇る調味料ですが、有機バルサミコ酢として1980年代に初めて登録されたのは、リーノさんの「有機バルサミコ酢」です。

こちらの商品は、IGP※(保護指定地域表示)認定品です。

※IGP(INDICAZIONE GEOGRAFICA PROTETTA)とは

特定地域で栽培、飼育、収穫された農産物、海産物がその地域内での規定の方法に従って加工、調整されている商品に適用されます。「生産・加工・調整の工程が同一地域内で行われていればよい」と定められています。

アチェット(Aceto)とは、イタリア語で酢。バルサミコ(Balsamico)とは、芳しい、芳香性のあるという意味だそうです。

イタリア農林政策省(ICEA)認定、モデナ市バッジョヴァラ、ストラデッロ・デッリ・オルシ105番で製造されています。

栄養成分表示 100g当り

エネルギー:144kcal

たんぱく質:0.4g

脂質:0.1g

炭水化物:31.9g

ナトリウム:17.2mg

購入値段は1500円(税抜き)でした。Amazonでは、1620円+送料です。

原材料:有機ワインビネガー(イタリア)、有機濃縮ぶどう果汁(イタリア)

酸度:6.0%

原産国:イタリア

内容量: 250g

包材: ビン:ガラス  キャップ:コルク  キャップシール:PP  ラベル:紙

創健社 ジロロモーニ有機バルサミコ酢 250ml
by カエレバ

ジロロモーニ 有機バルサミコ酢の見た目や味の感想

見た目は、バルサミコ酢特有のまろやかな茶色です。

香りは鼻にツンとくる酸味があります。

味はブドウの強い赤ワインを酢にしたような味わい深さです。

酸っぱさの中にブドウの甘みがあり、コクがありブドウの深みが感じられます。

召し上がり方・使い方のおすすめは:オリーブオイル、塩、こしょうとあわせるだけで風味豊かなサラダドレッシングにまた、肉料理、魚料理の味付け、ソース作り、アイスクリームやフルーツなどのデザートなどがおすすめとのことです。

おすすめの記事