原料は良質にこだわり伝統的な技から造られた澤田酒造「特撰 料理用自然酒」

澤田酒造「特撰 料理用自然酒」

醸造元の澤田酒造は、天保元年(1830年)に創始され、三代当主・澤田定十郎の時代から酒造業を本格化。

明治時代に酒造りを始めた当時、三代目は自家の所有する田で収穫される良質な米と、健康の霊水として誉れ高い金剛山系の伏流水を用いて大和の地酒を造り始めました。

澤田酒造株式会社にお伺いした所、「現在は自社で原料米の栽培はしておらず、すべての製品の製造において金剛・葛城山系の伏流水は使用しておりません。」とのことでした。

こちらの澤田酒造さんは清酒の製造の他、四代目当主・澤田定司が蔵人の健康を守るためにと考案した植物醗酵液を原型とする酵素・酵母製品の製造販売音楽家でもあった先代当主・澤田定子の遺志を引き継ぎ、その弟子達によって設立された音楽院の運営という三つの事業をされています。

「特撰 料理用自然酒」こちらの商品は、株式会社 片山さんの専売品です。

販売者の株式会社 片山が原料米を提供して、澤田酒造が受託製造しています。

株式会社 片山では、次のような基準に基づいて、アイテムを選んでいます。

    • 原材料の品質の高いもの。可能な限り栽培方法にこだわり、生命力に富んだ農産物を使っているもの。
    • 発酵・醸造などの伝統的な技法を大切にしながら、時代にふさわしい、より自然な方法でつくったもの。

引用(一部抜粋):株式会社 片山

など他にも添加物に対しての基準や栽培に対しての基準などを設けています。

こちらの「特撰 料理用自然酒」も、原料は良質にこだわり、富山県産の特別栽培米コシヒカリ(減農薬)を使用し、米こうじ(富山県産)、水だけで造られています。

自然の生態系を大切にした米作りと、伝統的な技から造られた料理用自然酒です。

料理にたくさん入れてもアルコール分が気にならないようにと、アルコール度数を低めに調整されています。

穏やかで風味良く仕上がっているので、料理以外にも、飲んでも美味しいお酒とのことです。

購入価格は905円 (税込976円 )でした。こちらから購入できます→株式会社 片山

原材料名 :米(国産)・米麹(国産米)

原料米:「減農薬」富山県産特別栽培米コシヒカリ、掛米、こうじ米とも同じ原料米

使用酵母:協会901号(泡なし酵母)

仕込み水:澤田酒造(自社・地下水)

精米歩合:70%

アルコール度数:12~13度

容量:720ml

保存:冷暗所

※こちらの商品はお酒です。

自然酒 澤田酒造の見た目や味の感想

見た目は、無色透明です。

味は、スッキリしていて、甘みがあります。まろやかさがある感じです。

おススメの飲み方:ぬる燗、常温とのことです。

低アルコールのお酒のため、酔いざめがスッキリするようです。

料理では、肉料理に使うと、身が柔らかくなり、味も深みが増します。

焼き魚には、焼く前にスプレー容器などに移し変え、シュッとひと吹きしてあげると、臭みがとれ、美味しくきれいに焼けるのでかなり重宝します。

煮物にもばっちり合います。味に深みが出ます。

醤油などの調味料はもちろんのこと、料理酒をこだわってつくられた良いものに変えると、料理の腕前がググっと上がって料亭に負けず劣らずの味に仕上げることができることに感動します。

是非一度お試しを。

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