湯浅醤油 奇跡の大豆・小麦から生まれた「奇跡の醤油」魯山人醤油

湯浅醤油 奇跡の大豆・小麦から生まれた「奇跡の醤油」魯山人醤油

日本の醤油発祥の地である和歌山県湯浅町に蔵を構える湯浅醤油(有)。丸新本家の創業は明治14年。創業から135年。

昔ながらの木桶を使った醤油づくりで伝統を守りつづける老舗です。

魯山人が自ら作りそして最後まで手放さなかったとされる「醤油差し」に見合う醤油はないものか、魯山人が追求した美食を後世に残したい、と設立した魯山人倶楽部株式会社では、添加物で溢れかえっている現状に嫌気が差し、昔ながらの醤油がないのであれば、自分たちで作ってしまおうと考え、その実現のために魯山人倶楽部が選んだのが、湯浅醤油でした。

そして造られたのが「魯山人」醤油です。

北大路魯山人とは、大正~昭和初期に活躍していた総合芸術家。稀代の美食家としても有名な方です。

マンガ「美味しんぼ」の海原雄山のモデルでもあります。

【こだわり抜かれた原材料】

構想5年、実質3年の歳月をかけてつくられた「魯山人」醤油。

「奇跡のリンゴ」木村さんの弟子である北海道幕町の折笠健さんの農場で無農薬・無肥料の自然栽培でつくられる大豆と小麦を使用。

折笠さんは「北海道の開拓時代の自然豊かな土の力で」 との考えから、畑の中に種以外は一切入れることなく、農薬は勿論のこと、肥料すら与えずに栽培しています。

自然栽培は困難を極め、特に折笠さんにとって初めての小麦は当初予定の1/6しか収穫できないほどだったようです。

そんな自然栽培でつくられた大豆・小麦に、北海道北海道芦別市で太田農園を営んでいる太田拓寿さんのお米「ゆめぴりか』(無農薬・無肥料自然栽培米)を使用。太田さんも木村秋則さんのお弟子さんの一人です。

・北海道 折笠農場産 「大袖の舞」(無農薬・無肥料の自然栽培大豆「大袖の舞」有機JAS認定品別)

北海道 折笠農場産「ハルキラリ」(無農薬・無肥料自然栽培小麦)有機JAS認定品)

・北海道 太田農園「ゆめぴりか』(無農薬・無肥料自然栽培米)

・長崎・五島灘の塩

そして最後に、塩は、長崎・五島灘の塩を用いて丁寧に仕込まれています。

「魯山人」醤油は、魯山人が関西の薄口醤油を好んでいた、という嗜好にあわせて薄口醤油を目指し、薄い色に仕上げたいので木桶で8ヶ月(大手メーカーだと2ヶ月で完成させる)寝かせています。

薄口醤油を目指して造ったが、色合いは濃口。旨みはたまり以上の数値に出来上がってしまったという「奇跡の醤油」となっています。

原料にも製法にもこだわっているからこそ、一年で出来る数に限りがあり限定商品となっています。

数量は年によって異なるかと思いますので、ご確認ください。

2017年度は約23,000本販売され、その年の分が売り切れてしまったら、次の年の(魯山人の誕生日)3月23日の発売をお待ちください。とのことです。

素材の味を際立たせてくれる「魯山人の醤油」の肝心の味は、旨み成分(アミノ酸窒素)が通常の醤油の1.6倍もあり、かなり旨みの高い醤油です。

自然な甘みとまろやかな風味は、魯山人の「美味しいものをたべるのではなく、美味しく食べる」の言葉通り素材の味を最大限に引き出してくれる逸品と言われています。

【醤油の数値】(湯浅醤油調べ)

色度:15番

Brix(固形分):45

塩分:14.3%

無塩固形分:30.7

pH:5.6

乳酸:1.5ml

アミノ態窒素(mg/100g):965.1

※アミノ態窒素とは、ペプチド結合をしていないNH2の状態の窒素をさす。ホルモール窒素(アミノ酸を構成する窒素)は、アミノ酸のうまみ成分にあたり、ホルモール窒素が多いほどおいしいといえます。

・Brix(固形分)の数値は、醤油を100として、そこから水を抜いて残ったもの=味のあるエキスということです。

・無塩固形分は、Brixから塩分を引いた値となります。

・味のあるエキスは約半分(45)もあり、旨味、甘みは30.7%もあり。

・アミノ態窒素も高めなのが特徴的です。

購入値段は1812円でした。Amazonでは、1812円+送料です。

原材料:大豆・小麦・塩・米

●北海道産 無農薬・無肥料大豆・小麦・米使用
●長崎県産 五島灘の塩使用
●天然醸造杉樽熟成

※遺伝子組換え大豆は使用しておりません

内容量: 200ml

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「奇跡の醤油」魯山人醤油の見た目や味の感想

香りはとてもフルーティーな甲高い香り、木桶の香りもほのかに香ります。

味は、少し「海の精生しぼり」と似ています。

出汁のような味わいもあり、灰の味もあり旨味が強く、軽い口当たりです。

小麦の醤油特有の直接舐めると痒くなる感覚も一切なく、最後の余韻に渋みも少し感じます。

白身魚などのお刺身に漬けたり、煮物、酢や油、薬味との相性も良いので焼く・蒸す・上げるなど和洋中のあらゆる調味におすすめとのことです。

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