金山寺味噌の醸造過程で出る「溜まり」を使った醤油 九曜むらさき
九曜むらさきを作るのは日本の醤油発祥の地である和歌山県湯浅町に蔵を構える湯浅醤油(有)。丸新本家の創業は明治14年。創業から135年。
昔ながらの木桶を使った醤油づくりで伝統を守りつづける老舗です。
以前紹介した 湯浅醤油 奇跡の大豆・小麦から生まれた「奇跡の醤油」魯山人醤油 も同じ湯浅醤油さんで作られています。
日本の醤油は、金山寺味噌の製造過程でみそ樽にたまる液を見つけ、それを採り出したのが始まりと言われています。
九曜むらさきは、金山寺味噌からわずか3%しか採れない希少な溜まりを素材ににした減塩醤油(13%)です。
日本で唯一、金山寺味噌の醸造過程で出る「溜まり」を使った醤油です。
金山寺味噌と醤油のどちらも製造している蔵が湯浅醤油さんだけのため、「九曜むらさき」を作れるのはここだけなのです。
金山寺味噌に使う野菜…湯浅なす、白瓜、生姜、しそ等。
もちろん合成保存料・着色料は不使用。国産の原料を使用し、遺伝子組み換え原料や脱脂加工大豆は使用しておりません。
金山寺味噌の中に入っている野菜などのエキスと旨みが風味を豊かにしています。
お刺身以外にもお漬物等のかけ醤油としてはもちろん、お肉料理にもよく合うと評判です。
購入値段は594円(税込み)です。
原材料名: 大豆(国産)、小麦、食塩、米、大麦、瓜、砂糖、水飴、生姜、なす、しそ/酒精
内容量:200ml
九曜むらさきの見た目や味の感想
見た目は赤黒い褐色です。サラサラしています。
香りは、生醤油の香りと小麦が入っている醤油の濃いしっかりした香りです。一見ソースを思い起こさせるそんな香りです。
生の醤油のようなフルーティーさもあります。
味は、塩辛さがなく、さわやかでとてもフルーティーです。
コクと旨味もしっかりあります。後にひかないスッキリした醤油です。
これだけ塩辛さがない醤油は初めてです。他の醤油とは全く違うタイプです。
是非味わってもらいたい一品です。