百年以上経た土蔵の木桶で手造りした天然醸造の一番しぼり「百寿」

百年以上経た土蔵の木桶で手造りした天然醸造の一番しぼり「百寿」

国産大豆・国産小麦、原塩のみを原料として百年以上経た土蔵の木桶で手造りした天然醸造の一番しぼり「百寿」。

「百寿」をつくるのは安政2年(1855年)創業、秋田の老舗「石孫本店」。昔から醸造に適した自然環境に恵まれた地で頑固に手造りにこだわっています。

明治16年(1883年)から大正5年(1916年)までに建てた6つの蔵はすべて平成10年(1998年)に文化庁指定登録有形文化財として登録されています。6つのうち5つ、一号蔵から五号蔵は醤油・味噌の仕込みの場として現在も活躍中。

材料は秋田県産大豆を砕かず丸大豆のまま、秋田県産小麦、粗挽き天日塩、石孫の井戸水。

小麦を石炭で炒るところから始めます。

小麦を煎る機械(麦炒機)も一般的には石油を使いますが石炭で稼働。かなり珍しいそうです。

麹造りは近年使っている蔵元は少なく希少とされる麹蓋(こうじぶた)を使っています。箱状の道具(麹蓋)を使う手法で、一度の仕込みに数百枚を使います。

麹を入れた麹蓋を石室の中に運び、床の穴に炭を埋火(うずみび)にして麹をつくり天井の窓の開閉で温度を調節します。

雪に閉ざされる厳寒期、蔵人が寝ずの番で麹を育てます。大量の麹蓋を積み替えたり、麹を手でほぐしたりかなり手間がかかるそうです。

そして文化財指定の蔵に鎮座する、胴回り4メートルもの百年以上使い続ける大木桶に仕込まれ静かに四季を暮らします。(1年以上熟成)

圧搾することなく、さらし袋から滴り落ちた一番搾りのみを使ったキレのある味わいは素材の味を引き立てます。

購入値段は486円(税込み)です。送料は648円、合計金額1,134円でした。

原材料名: 大豆、小麦、食塩

内容量:300ml


丸大豆天然醸造 醤油 百寿 300ml

天然醸造の一番しぼり「百寿」の見た目や味の感想

フタを開けて匂いを嗅ぐと木桶の香りがフワーっとしてフルーティーな香りがします。

見た目は、一般的な醤油のイメージと同じの赤褐色です。

味は、はじめはフルーティーな感じが口の中に広がり、味を高い低いで表現するとすれば、こちらの「百寿」は高い部類です。

途中から塩辛さがでてきます。後味に苦みを少し感じます。

キレがいいという表現がぴったりで、煮物や炒め物なら少量を味付けの最後に使うとすごくいいなと思いました。

冷奴のかけ醤油にも合います。

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