国産丸大豆と自然海塩「海の精」を使った三年熟成豆味噌「里の味」
「南蔵商店」はかつて町全体に50軒もの醸造蔵があったとされる味噌・溜造りが非常に盛んな町、愛知県武豊町(たけとよちょう)で明治五年(1872年)、味噌とたまりの醸造頑として産声を上げました。
国産丸大豆と自然海塩「海の精」を使用して、昔ながらの古式技法にて仕込み、四季折々の自然の恵みを受けじっくり熟成させた三年ものの天然醸造豆味噌「里の味」(つぶ・すり)をつくられています。
【製法】
①よりすぐった品質の良い大豆を使用 ②大豆を洗います。 ③大豆に水分を含ませます。
④圧力釜で長時間蒸す。 ⑤蒸した大豆をさましてから麹菌が付きやすいように味噌玉を造る。
⑥室(むろ)に入れ、麹の温度を32~33℃に保ち、3日~4日間、目で見て、匂いをかいで、手触りを確かめながら麹の出来上がりを待ちます。
⑦味噌麹を100年以上経っている木桶に入れ、麹と塩水、まき塩を掛け加える。まき塩を入れては踏み固め、また入れては踏み固めという作業を繰り返す。
⑧仕込み後、重石をのせ代々受け継がれた蔵の中で自然のまま、ふた夏を越す長い長い発酵期間(三年)に入ります。
⑨完成
「南蔵」さんの味噌づくりの工程で最も重視するのが麹づくり、3年後の味が決まってしまうためもっとも神経を使うと言います。
短期間に大量生産する大手メーカーとは違い、豆味噌のような天然醸造の場合蒸し暑い夏とからりと乾いた冬の寒さを経ることで、独特の旨味や風味、コクが生まれます。
さらに出荷の際に加熱しないため、香りも酵素もまさに生きたままの生みそです。
カカオのような香ばしい風味があり、うまみが濃いのが特徴だそうです。
店頭購入値段は667円でした。みなみぐらショップでも購入できます。
原材料名:大豆、食塩
内容量:450g
国産丸大豆と自然海塩「海の精」を使った三年熟成豆味噌「里の味」の見た目や味の感想
三年熟成「南蔵」の豆味噌「里の味」の味噌汁
豆味噌だけど柔らかさがあります。口当たりがとてもいいです。
程よい酸味と旨味がバランスよく調和されています。
他の豆味噌と豆味噌(赤味噌)独特の味の雰囲気は似ていますが、南蔵の味噌は透きとおった感じがある味噌です。
後味がすごくよく、のどごしにもまろやかで美味しく上品な仕上がりです。
粒入りの方だと豆の粒も口当たりがいいのでおすすめです。
※味噌汁一杯の味噌の使用量は16g(大さじ約1杯)でつくっています。