まるや八丁味噌こだわりの「無添加 八丁味噌」
創業延元二年(1337年)、岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離、東海道街道筋にある「まるや八丁味噌」。
「八丁味噌」は江戸時代から現岡崎市八帖町の2社が継続して使用している商標です。
八丁味噌の名は、愛知県岡崎市の岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にある八帖町(旧八丁村)に由来しています。
まるや八丁味噌が伝統製法でつくるこだわりの「無添加 八丁味噌」。
原料は大豆と塩のみで2mもの木桶に仕込み、 3トンもの重石を円錐状に積み上げ二夏二冬(約2年)寝かせる天然醸造。
【製法】
①大豆精選 ②浸 漬(大豆に水分を含ませる) ③蒸 煮(蒸しあがった大豆は赤褐色となる)
④製 玉(蒸した大豆を丸める) ⑤製 麹(麹菌を生やして大豆麹が完成)
⑥仕込み(大桶の中に職人が入り、均し、踏み固め、また均す。)
⑦石積み(一つ一つ積み上げる。)
この石積みも石積み職人が長年の経験に基づいて石の形や重さを計算しながら1つずつ最適な場所を選んで積んでいるのだそうです。
⑧熟 成(二夏二冬の天然醸造で熟成する)
⑨掘り出し(出来上がった八丁味噌は職人の手で掘り出される。職人が味噌の上に立つ。この硬さが八丁味噌。)
⑩八丁味噌の完成
水分を少なく、じっくり時間をかけて熟成した八丁味噌は大豆の旨みがギュッと詰まり、深い味わいの味噌になります。
購入値段は500円(税抜き)でした。まるや八丁味噌オンラインショップからも購入できます。
原材料名:大豆(遺伝子組み換えでない)、食塩
内容量:300g
まるや八丁味噌「無添加 八丁味噌」の見た目や味の感想
見た目は黒に近い赤茶色。固さは、今まで紹介してきた味噌の中では一番固いです。
香りは、なんとも深みのある食欲をそそる香りです。
味は、大豆のうまみが濃縮して、若干チーズのような滑らかさがあり、最後に若干の酸味とちょい強い苦みを感じます。
「無添加 八丁味噌」の味噌汁
見た目は、赤茶色です。
酸味があり、雑味、苦味もあります。
他の豆味噌より重たさがあります。後味は豆味噌特有の酸っぱさが感じられます。
味噌汁で飲むよりそのまま食べる方が正直好みです。冷えたきゅうりにつけて食べるととても美味しいです。
※味噌汁一杯の味噌の使用量は16g(大さじ約1杯)でつくっています。